最終更新日:2025年10月14日
「結婚を意識して婚活を始めたけれど、どのくらいの期間で結婚できるのだろう?」
多くの方が最初に抱くこの疑問。実際、結婚までの期間は「出会い方」や「行動のスピード」で大きく変わります。
恋愛結婚では平均4年と言われるのに対し、結婚相談所経由では1年以内の成婚が一般的。
この記事では、結婚相談所のカウンセラー視点から、出会い〜入籍までのリアルな期間と短期成婚のコツを解説します。
リクルートブライダル総研の調査によると、恋愛結婚の平均交際期間は約4.3年。
お互いのタイミング・仕事・ライフプランが合わず、結婚への決断に時間がかかるケースが多いのが特徴です。
交際スタート時点では“結婚”が明確でない
周囲の状況や年齢に左右されやすい
「今のままでいいかも」と先延ばしになりやすい
一方、結婚相談所では活動開始から半年〜1年での成婚が主流です。
登録時点で「結婚を前提に出会いたい」という共通意識があるため、進展がスムーズ。
また、カウンセラーが日程・温度感・進行を客観的にサポートすることで、
「出会って3ヶ月で真剣交際」「半年でプロポーズ」も珍しくありません。
当社でも最も多い成婚パターンは活動期間8〜10ヶ月前後。
入会後1ヶ月でお見合いスタート → 3〜4ヶ月で真剣交際 → 6〜9ヶ月で成婚退会が目安です。
短期成婚者の共通点は、最初の2ヶ月でしっかり出会いの母数を確保し、カウンセラーと戦略的に動いていることです。
一方、1年以上続く方は「条件の整理」や「行動量」が停滞していることが多いです。
目的を再確認し、「どんな人と、どんな生活を送りたいか」を具体化することで、活動の質が上がります。
婚活で最も重要なのは、お見合い後の「仮交際期間」です。
ここで週1回程度のペースで会いながら、3ヶ月以内に真剣交際へ進むのが理想。
この段階で複数交際をしていてもOK。むしろ、比較を通して自分の価値観を明確化できる期間でもあります。
短期間で結婚に至る方は、デート頻度が高く、連絡もまめです。
「平日夜に1時間だけでも会う」「週末は必ずデート」など、時間を投資して信頼を積み上げる姿勢が鍵になります。
成婚退会後、結婚までの期間は約3〜6ヶ月が一般的。
顔合わせ・両家挨拶・指輪・新居・式場など、段階的に進むためです。
「入籍は成婚退会から半年以内」というカップルが約7割を占めます。
新居の場所(職場距離・家族との関係)
金銭感覚(家計・貯金・将来設計)
ライフプラン(仕事・子ども・家事分担)
これらを成婚前から共有できるカップルほど、安定した関係を築けます。